大谷浩一です。
我が家の愛犬スタンダードプードルのスタンプが6月12日に天国へ旅立ちました。 13才と10ヵ月の生涯でした。 スタンプが僕たち夫婦の元に来てくれたのは結婚して2年半が過ぎたころでした。しばらく子供に恵まれなかった僕たちにとって、スタンプは家族同然の存在となり、どこへ行くにも一緒でした。 スタンプが4才の時に僕たち夫婦に長女が誕生しました。娘の誕生日はスタンプと同じ8月8日でした。 スタンプはゲージなどもなく家中を自由に動き回っていたので、産まれたばかりの赤ちゃんと25kgを超える大型犬が一緒にいて危なくないだろうかと少し心配もありましたが、その心配は杞憂に終わりました。スタンプは小さな赤ちゃんを新しい家族として迎え入れ、とても優しく接してくれました。 それはスタンプが10才の時に誕生した長男に対しても同じでした。 僕が子供と遊んでいると「僕も入れてよ!」と僕と子供の間に体をこじ入れようとすることはありましたが子供に対して攻撃的になることはありませんでした。子供たちが自分の体の上に乗ってきた時は落ちないようにじっと我慢してくれました。 逆に一緒に出かける時には「スタンプ行く?」と声をかけると大喜びで部屋を駆け回りました。 5月の連休明けにスタンプの尿道から血液が垂れているのに気がつきました。病院に連れて行きましたが膀胱炎ではないかということで薬を飲ませました。この後、血尿が出ることはありませんでしたが同じ頃から軟便が続くようになりました。 ただ食欲もあり元気そうだったので膀胱炎の影響かなと軽く考えていました。 2週間ほど経ってスタンプは食欲が減退してきて元気もなくなってきました。 毎日のように病院に連れて行き点滴を打ってもらいました。点滴の直後は少し元気になっていましたが次の日には元気がなくなり、次第に点滴を打ってもあまり効果を感じれなくなっていきました。 6月12日も月曜日だったので朝から病院に連れて行き、半日のあいだ点滴を打ってもらって帰りましたが、家に着いてもほとんど自力では動くことも出来ず、辛そうに荒い呼吸を続けていました。 僕はスタンプのそばに寄り添い、体をさすったりしていましたがスタンプは顔を上げることもできない状態でした。 夕食の時間になり、そろそろご飯を食べようとした時に妻がスタンプの呼吸の音が小さくなっているのに気がつきました。 胸を触ってみるとまだ心臓は動いていましたが、だんだんと呼吸が浅くなり最後にため息をつくような呼吸をして動かなくなりました。 3歳の息子はまだ死というものがどういうものかまだ理解できていない様子でしたが、3人はスタンプの体をさすりながら「今までありがとうね。よくがんばったね。」としばらくの間泣き続けました。 いつも仕事から帰った時にしっぽを大きく振りながら出迎えてくれたスタンプはもういなくなってしまいました。 スタンプは僕たち家族のことが大好きでした。 僕たちもスタンプのことが大好きでした。 「スタンプ、聞こえるかな?今まで本当にありがとう!天国に行ってもいつまでも家族だらからね。これからもみんなのことを見守ってね。」
by lussokurashiki
| 2023-06-14 20:10
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